お客様の声(帰化申請:中国国籍の具様)
中国・遼寧省出身で埼玉県にお住まいの熊谷 健吾様(旧姓:具 東鴿さま)は、行政書士法人タッチに帰化の手続きを依頼されました。行政書士を比較したポイントや、手数料に対する考え方等について、お話を伺いました。
熊谷健吾様の日本国籍取得までの流れ
面談日 | 2019年6月10日 |
---|---|
依頼日 | 2019年6月10日 |
法務局事前相談日 |
2019年8月29日 |
帰化申請日 | 2019年10月1日 |
許可日 | 2020年7月22日 |
これまで4回のビザはずべて自己申請も、帰化は専門家へ
ご出身は?
中国の瀋陽というところで、大連と同じ遼寧省というところです。埼玉で言えば、さいたま市。県庁所在地みたいなところです。
現在のお仕事は?
飲食業です。居酒屋チェーンの店長をつとめています。
初来日は、いつですか?
2001年6月か7月だったと思います。
最初は就学ビザで日本語学校に入り、そこで1年ほど日本語を学び、大学受験。進学と同時に、留学ビザに切り替わりました。
大学では、どんな勉強を?
国際政治学部国際政治学科という学部で、主に日本国内と東南アジアの経済と環境について学びました。卒業後は、新卒でIT業界の営業職に就きました。
つまり、<就学ビザ>→<留学ビザ>→<就労ビザ>と、3回ビザが変わって、その後日本人と結婚。<配偶者ビザ>になり、現在の飲食業に就いたのが、2年半前。 2018年の1月です。ですから、トータル4回ビザが変わり、今回、<帰化>の許可が下りたという流れです。
4回ビザが変わったとのことですが、申請はどうしていたのですか?
新卒時の就労ビザ以外は、自分で申請しましたね。法務局のホームページから必要なフォーマットダウンロードし、必要事項を書いて、毎回入国管理局に提出していました。<配偶者ビザ>も自分で申請しました。
<帰化>をご自身で申請しなかったのはなぜですか?
一時期、自分で申請することを考えましたが、当時、仕事が結構忙しかったんですよね。書類を準備する時間がなかったんです。それに、なるべくなら「信用できる専門家」に「早く」やってもらいたいなというのもあって。
友達からも、帰化じゃないんですけれど、永住権をとっている高校の同級生がいて、聞いたらその人は自分で書類とか作って永住権をもらったらしいんですけれども、ほとんどが書類揃えるのにとても面倒くさいと。これがだめだったり、あれがだめだったりで、ずっとたらい回しのような感じで、大変だというのを何度も聞いていますので。なので、自分でやる気にはならなかったですね。
自分でやる時間はない、仕事が忙しい。じゃあ誰かに頼まなきゃということで、ネットで調べました。“帰化専門 行政書士”、みたいな感じだったと思います。
湯田先生は、とてもスピーディー
どのような観点で、行政書士を比較しましたか?
まず検索するじゃないですか、googleか何かで。そうするとやっぱり、一番最初に目に入るのが、SEO的に一番上に乗ってるところで、それをクリックするわけですよね。それが多分SEOで自然にあがったものなのか、上に出せる広告だったのかはよく覚えてないんですけれど、1箇所あって、色々帰化専門とか書いてあって、行ってみないと何もわからないので、とりあえずその(他)事務所に行ってみたんですね。
行ってみたら、担当の方が迎えてくださって、色々説明して、話をしてという感じだったんですが、あまり納得がいかなくて。ここで大丈夫かなというのがあって、もう一回家に帰ってきて調べて、湯田先生の事務所をホームページで見つけて、もう一回会いに行ってみようかと。
実際会ってみないと、何ともわからないというところがあるかと思いますので。そしたら全然最初に行ったところとだいぶ話が違っていましたし、雰囲気とかも含め、湯田先生のほうが良いなと思い、依頼を決めました。
価格についての比較もしましたか?
よく覚えてないですけれど、金額はあまり変わらなかったんじゃないですかね。むしろ湯田さんのほうが少し安かったような?差があるにしても、10万円違うのであれば覚えているでしょうし、1万や2万の差であれば、自分に合っている専門家のほうを選ぶほうが良いと思いますね。
目的は、「帰化できるか/帰化できないか」なので、1万や2万をケチって許可が下りなかったら、その準備していた1年間無駄になるじゃないですか。
自分に合っている専門家とのお話ですが、湯田先生の印象はいかがでしたか?
結構スピーディーなんですよね。スピーディーで、なんというか、ポイントが分かりやすく、というのがあったんですね。「必要なのは、こういう書類とこういう書類で、これは何に必要で」とか。自分からしたら、必要な書類だけピンポイントで分かりやすくまとめてくれれば、わかりやすい。私はそれで十分なんですよ。
それをとてもわかりやすく説明してくれたというか。それで、私も早く許可が下りたと思いますね。
まずは専門家と会って、話をすることをおすすめします
いま、帰化を考えている方へのアドバイスをお願いします
帰化を取り扱っている事務所は、たくさんあると思いますが、比較は絶対必要だと思うんですね。仕事もしながら帰化申請に取り組んでいる方もいらっしゃるかと思うんですけれど、できれば自分が住んでいるところから近い所の方がいいですね。
あまり遠いと、一回足を運ぶのに時間もかかりますし、それが絶対的なポイントではないんですけれども、なるべく近い所で、まあ事務所もいっぱいあるので、比較して、その中で「ああ、この人なら信頼できる」という人を見つけ出すことが一番大事なんじゃないかなと思うんですよね。
会うことが重要?
そうですね、やはり会って、直接話してみないとわからないという感じですね。私の場合は、礼儀正しい第一印象と、とても丁寧な説明、そして、ピンポイントで指示してくれ、とてもわかりやすかった点です。
初めて会っているのに、今の私の状況をポンポンポンと色々聞きだしてまとめてくれて、何割の確率で帰化の許可が下りるかという道筋まで教えてくれましたから。そして、そこにたどり着くまでの対応はスピーディー、なおかつ丁寧。それが良かったと思いますね。ですから、そういった観点から、専門家を比較してみると良いのかもしれません。
今後の夢や目標などをお聞かせください
今ですか。今の目標、そうですね、もう帰化下りているので・・・。
数年前まででしたら、貯金をして家を買うとか、いろいろあったんですけど、数年前に家も買ってしまって、帰化もおりて、正直いま、そこまで大きな目標と言うのが、若い時と違って薄れてきてしまっているんですね。年もそろそろ40歳なので。
しいて言うなら、もうちょっとお金を貯めて、せっかく帰化しているので、妻と二人で世界旅行でも行こうかと言うのですかね、目標と言えるんですかね、これって。今後の計画ですよね。でも、楽しみです。
熊谷様、お忙しいところ、ありがとうございました。
- 取材日:2020年8月
- 文中に記載されている数値情報等は、いずれも取材当日のものです。