お客様の声(帰化申請:韓国国籍の申様)

 

韓国出身で埼玉県にお住まいの平山 信さま(旧姓:申 東于さま)は、行政書士法人タッチに帰化の手続きを依頼されました。帰化に至った決断や行政書士の選び方、手続き内容等について、お話を伺いました。

(取材:2020年8月)

 

申東于様の日本国籍取得までの流れ

内容 帰化申請(日本国籍取得)
旧姓 申 東于/韓国出身
面談日  2019年9月28日
依頼日 2019年9月28日

法務局事前相談日

2019年12月3日
帰化申請日 2020年1月10日
許可日 2020年8月6日

永住権は持っていたが、将来を考えて帰化を選んだ

現在のお仕事は?

今は、IT業界のコンサルタント業務に携わっています。

初来日は、いつですか?

2003年です。学生のとき、ワーキングホリデービザで1年間の期限付きで来ました。滞在中に日本で知り合った人たちから得た情報で、日本で大学に通ってみようかなという思いがあって、ワーキングホリデービザが切れるころに一回、韓国に帰って、大学受験するために短期ビザでまた来日しました。

韓国でも大学に通っていたのですが、向こうは途中でやめて、2005年から日本で入りなおし、お金が好きだから、お金の勉強をしようと、経済学部に進みました。

永住権を取得したのはいつですか?

永住権を取ったのは、たしか5,6年前だったと思います。

永住権があるので、日本で暮らしていく上で苦労はないんですけれど、ずっとこちらに住むんだったら、どこかで国籍を切り替えた方が色々やりやすいところはあるかなと思ったのです。それで帰化を考えはじめました。

例えば年金を確実に受け取るにしても、仕事をする上でも、特にいまはコンサルタント業をやっているので、名刺交換で外国人であるという印象で損をすることもあります。

また永住権を持っていても、長期間、仕事で海外に出てしまうと取り消されてしまうという話も聞きます。そういう情報を総合的に考えて、もう韓国に帰る予定がないのであれば、国籍を切り替えた方が良いのかなというところで決心しました。

自分で帰化申請しましたが、挫折しました

ご自身でビザ申請をする方がいる中、なぜ専門家に依頼を?

実は2年半くらい前に一度チャレンジしたことがあって。色々調べて書類を取り寄せて、申請しようとしたんですけれども、「会社を何度も休まなければいけない」、そして「書類の書き方がよくわからない」、また「情報ってなかなかネットにも載ってない」んですよね。

一度やってみたけれどダメで、何度か時間をかけたんですけれど挫折して、これをやるには、やはり専門家に頼むしかないかなと。時間があれば、自分でできるかもしれませんけれど、会社通いながらはなかなか難しかったですね。私にとっては、専門家に頼むほうが効率的でした。

ビザの専門家である行政書士はたくさんいます。どういう基準で選びましたか?

そんなにたくさんは、比較対象を挙げていなかったんですけれど、最近はLINEで相談するというのもあったりしますが、あまりしっくりこなかったんです。親戚でも実は帰化した人がいてですね、ちょっと昔なんですけれど、あの当時の相場感だったり、気を付けなければいけない点を聞いていたんです。

湯田先生の事務所は家から近いというのもあって、相談しやすいかなというので、対面で話してみて、いろいろ信用できそうだというのもあったし、任せられるかなと、いう安心感もありました。

湯田先生の第一印象というのは?

おしゃれでかっこいいし、少し話してみたら経験もかなり積まれているようで、そういう印象があって。士業の事務所というのは、どこか胡散臭いところがあるかなという思いも一般的に抱いていたのですが、そういうところもなくて、信頼感というのはありました。

業務の“線引き”をしない姿勢に、感謝です

手続きで困ったことや迷ったことはありましたか?

いいえ、私の場合、ほとんど湯田先生に任せていたので、困ったことはなかったです。

ただ、自分ではじめにアンケートを書かなければいけないのですが、過去どこに住んでいたとか、日本でのこの十何年間の足跡を振り返るのが少し大変で、昔の住所を調べる方法もないしといったところで、でも役所で色々調べて頂いたり、そういうところは大変だったと思います。

一連の手続きの中で、印象的だったことはありましたか?

正直、ここまでのことをやってもらいますという契約の下、私が対価を払ってやってもらっているので、ある程度の<線引き>をされると思っていたんです。例えば、帰化の許可が下りた後の不動産登記に関しても、この契約の範疇外ですよね。それでも、相談にのりますよといっていただいた。そういう点はすごいな、ありがたいと思いました。

自分の仕事は、コンサルタント業務です。似ているんですよね。どこかで<線引き>しないと、ズルズルいってしまって、きりがない。それをわかったうえで相談しているのですが、湯田先生は快く引き受けてくださって、ありがたいと思っています。

日本人となったいま、これからの夢や目標などはありますか?

国籍が変わったからといって何がしたいということはないんですが、この前に上司から言われたのが、「二人だけの、一世代だけの贅沢な戸籍だね」と言われて。

帰化して名字が「平山」に変わったのですが、子供がいないんですね。平山という名字で新しく戸籍を作りましたが、子供もいない。いまは子供を作った方が良いのかなという気分になってきて、正直悩んでいます。平山家をここで終わらせるのか、もう少し続けるのかという、そこの観点は今までなかったので、これは一つの大きな変化かなと思っています。

 

平山様、お忙しいところ、ありがとうございました。

 

  • 取材日:2020年8月
  • 文中に記載されている数値情報等は、
    いずれも取材当日のものです

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