帰化申請お役立ちコラム

帰化申請書:⑨勤務先附近の略図等の書き方
- 2021年03月03日
履歴書(その2)の作成
履歴書(その2)の作成ですが、主に記載する項目は直近の出入国履歴、技能や資格、過去の賞罰の3点です。記載する上での注意点は下記になります。
・「年」は、日本の元号で記載します。
・出入国歴は法定住所条件(後で詳しくご説明します。)に該当する期間について記載します。
ただし、最短でも1年間は記載します。なお出入国歴欄が足りないときは、適宜の様式を用いた別紙に記載します。
・賞罰欄には、過去から現在までのすべてについて記載します。
・確認欄には、記載しません。
目次
ここからは項目ごとの詳細な記載方法をご説明いたします。
氏名は漢字又はカタカナで記載します。通称名やアルファベットは使用できません。アルファベットの方は本国の出生証明書や両親の結婚証明書などを翻訳会社で翻訳すると、カタカナで氏名が表示されますのでその通りに記載します。
中国や台湾の簡体字、繋体字は日本の漢字に直して記載します。この場合も出生公証書や両親の結婚公証書などの本国書類を翻訳会社で翻訳すると日本の漢字で表示されるのでその通り記載します。
この期間は法定住所条件で決まりますので個人の状況により異なります。
一般的な外国人の方は5年間、日本人の配偶者である方や日本で生まれた方は3年間、日本人の配偶者であるもので婚姻日から3年以上日本に住んでいる方は1年間の記載になります。
また、父母のどちらか一方が日本人(帰化した場合も含む)の方や、日本人と養子縁組をしている方も1年間の記載になります。
必ず日本の元号を使用してください。回数がそんなに多くない方はパスポートのスタンプのあるページを参考に記載をしてききます。
スタンプの押印がなく正確な日付が分からない場合や、出入国の履歴が多すぎて全てを把握できない場合は出入国在留管理庁から出入国履歴を取得して、出入国履歴を参考に記載をしてください。
例えば令和2年1月1日に出国をして令和2年1月5日に日本に戻ってきた場合は5日と記載します。4日ではありません。引き算をした場合は、1日プラスをしてください。月をまたぐ場合などはカレンダーで日付を確認してください。
1度の出国で多数の国に渡航した場合は続けて書きます。例:韓国・中国など
覚えていない場合は、パスポートのスタンプを参考にしてください。出入国履歴がある場合は、出国時に乗った飛行機の運営会社が記載されていますのでそれを検索すると、どこの国に行ったか分かる場合があります。
例:1人で帰省、1人で仕事の出張、夫と新婚旅行、夫と長男と旅行など
④の数字を合計してください。
自動車運転免許を取得している場合には、免許を取った日・免許の種類、免許番号を書きます。免許を取った日は免許証の左下に書いてあります。免許の交付日とお間違いのないようにお気を付けください。
例:平成〇年〇月〇日 普通自動車第一種運転免許取得
(免許番号○○○○○○○○○○○○)
その他資格がある場合は記載します。資格名・合格した日・合格番号。資格証や合格証を見ながら書いてください。
例:日本語能力試験1級合格(平成〇年〇月〇日 ○○○○○○○○)
民間の資格は、記載しなくても問題ありません。特に資格がない場合は「なし」と記載をしてください。
交通違反に加え行政罰と刑事罰も記載します。交通違反は運転記録証明書を見ながら違反日・違反内容・罰金まで記載をしていきます。
例:平成〇年〇月〇日指定場所一時停止違反 罰金7,000円
平成〇年〇月〇日窃盗罪 罰金500,000円
帰化許可が出るかは犯罪の罪の程度、犯罪をした日からの期間、回数によって法務局が個別に判断します。
交通違反であれば、明確な基準はありませんが過去5年以内に違反回数が5回以下であればさほど問題ございません。
飲酒運転や40km以上のスピード違反などで免許停止を受けている方は申請するまで期間を空けることを推奨します。
その他、刑事罰や行政罰を受けている方は法務局での帰化の事前面談に申し込みをしていただき、事前に担当官に確認しておくことをおすすめします。特に賞罰がない場合は「なし」と記載をしてください。
帰化申請にあたっては、帰化の要件を確認し、滞りなく必要書類を収集し、各申請書は不備なく完成させなければなりません。「どのような書類を集めたらいいですか」「私は帰化の要件を満たしていますか」といったお問い合わせが多いです。必要な書類については、各人の家族状況、仕事、来歴等によって変動します。一人一人集める書類は異なります。
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2018年8月 | ビザ申請・帰化申請専門の「ゆだ行政書士事務所」設立 |
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2022年4月 | 個人事務所を行政書士法人化「行政書士法人タッチ」 |
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