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K-1ビザで入国した後のグリーンカード申請ガイド

K-1ビザでアメリカに入国した後に行うグリーンカード申請について、必要書類、申請の進め方、注意点を順番に整理してご説明します。

2026/03/27

はじめに
K-1ビザでアメリカに入国した後、グリーンカードを取得するには、アメリカ国内で Adjustment of Status(AOS/永住権への切替手続)を行います。
このガイドでは、入国後90日以内に結婚した場合を前提に、手続の流れ、主な必要書類、注意点を順番に整理してご説明します。
まず最初に、押さえるべきポイント
K-1ビザでアメリカに入国した場合は、入国後90日以内にK-1申請をした米国市民と結婚したうえで、アメリカ国内でグリーンカード申請を進めます。
この手続は、Adjustment of Status(AOS/アメリカ国内での永住権切替手続)と呼ばれます。
結婚しただけで自動的に永住権が発行されるわけではありません。結婚後に、USCIS(米国移民局)へ Form I-485(グリーンカード申請書)を中心とした必要書類を提出し、審査を受ける必要があります。
また、申請中に働きたい場合は Form I-765(就労許可申請書)、申請中に海外へ渡航する予定がある場合は Form I-131(渡航許可関連申請書)の準備もあわせて検討します。

目次

このガイドの対象となる方

  • K-1ビザでアメリカに入国する方
  • アメリカ国内で結婚し、そのままグリーンカード申請をしたい方
  • 手続の流れや必要書類を整理したい方

一方で、K-1申請をした相手以外との結婚や、入国後90日以内に結婚していない場合は、このガイドと同じ前提では進められません。

全体の流れ

K-1ビザで入国
90日以内に結婚
必要書類を準備
USCISへ申請
受領通知を受け取る
指紋採取などの案内に対応
必要に応じて追加資料提出や面接
審査完了後、グリーンカード受領

最初は複雑に見えても、実際にはこの順番で一つずつ進めていけば大丈夫です。

どのような手続を行うのか

K-1ビザで入国した後のグリーンカード申請では、結婚後に Form I-485(グリーンカード申請書)を中心として申請を進めます。必要に応じて、次の書類もあわせて準備します。

  • Form I-485(グリーンカード申請書) 永住権の本体申請にあたる中心書類です。
  • Form I-864(扶養誓約書) 配偶者が提出する扶養に関する書類です。
  • Form I-693(移民用健康診断書) USCIS指定医による健康診断結果をまとめる書類です。
  • Form I-765(就労許可申請書) 申請中に働く予定がある場合に検討する書類です。
  • Form I-131(渡航許可関連申請書) 申請中に海外渡航の必要がある場合に検討する書類です。

最初に知っておきたい大切なポイント

入国後90日以内に結婚する

K-1ビザで入国した場合、まず大切なのは入国後90日以内に結婚することです。この点は、手続全体の出発点になります。

結婚しただけでは手続は完了しない

結婚後は、別途グリーンカード申請が必要です。結婚だけで手続が完了するわけではありません。I-485 をはじめとする必要書類を整えて提出する必要があります。

申請中の海外渡航は慎重に考える

申請中に海外へ渡航する場合は、事前確認がとても重要です。準備をしないまま出国すると、手続に影響が出ることがあります。

どこに何を提出し、どこで対応するのか

USCIS(米国移民局)

グリーンカード申請の中心となる提出先は USCIS です。I-485 を中心とした申請書類一式は、基本的に USCIS に提出します。

Civil Surgeon(USCIS指定の移民健康診断医)

健康診断が必要な場合は、Civil Surgeon のもとで受診し、Form I-693(移民用健康診断書)を準備します。

ASC(Application Support Center/指紋採取などを行う施設)

申請後、必要な場合は ASC への案内が届きます。指定された日時に行き、指紋採取や写真撮影などに対応します。

必要書類

ご本人が準備する主な書類

  • パスポート
  • K-1ビザのページ
  • 入国記録(I-94 など)
  • 出生を証明する書類(日本国籍の方は戸籍謄本・戸籍抄本または出生届受理証明書。英訳添付)
  • 結婚証明書
  • 証明写真
  • 前婚の終了を証明する書類(該当する場合。日本国籍の方は戸籍謄本・戸籍抄本または離婚届受理証明書。英訳添付)
  • Form I-485(グリーンカード申請書)
  • 必要に応じて Form I-765(就労許可申請書)
  • 必要に応じて Form I-131(渡航許可関連申請書)
  • Form I-693(移民用健康診断書)

配偶者が準備する主な書類

  • 米国市民であることを示す資料
  • Form I-864(扶養誓約書)
  • 直近の税務資料
  • 給与明細
  • 在職証明
  • 必要に応じて資産資料
  • 配偶者に前婚歴がある場合は、その前婚の終了を証明する書類

あわせて整理しておきたい資料

  • 夫婦の写真
  • 共同名義の銀行口座資料
  • 共同名義の賃貸契約書
  • 保険資料
  • 連名の郵便物
  • 交際や生活実態がわかる資料

主な申請フォーム一覧

書類名 内容 主に準備する方
I-485(グリーンカード申請書) 永住権の本体申請 ご本人
I-864(扶養誓約書) 扶養に関する書類 配偶者
I-693(移民用健康診断書) 健康診断結果の提出 ご本人
I-765(就労許可申請書) 申請中の就労許可申請 ご本人
I-131(渡航許可関連申請書) 申請中の渡航関連申請 ご本人

 

実際の進め方

STEP 1 結婚後、必要書類を整理する

まずは結婚証明書を取得し、申請に必要な書類を一式そろえます。後から慌てないよう、最初に全体像を整理することが大切です。

STEP 2 健康診断が必要な場合は受診する

必要な場合は、USCIS指定医で健康診断を受けます。健康診断は予約が必要なことも多いため、早めに動いたほうが安心です。

STEP 3 申請書類を提出する

申請書類一式を USCIS に提出します。郵送前には、提出先、同封書類、料金、支払方法を最終確認します。特に Form I-485 の提出先は一律ではなく、申請カテゴリによって異なるため、最新の提出先を必ず確認してください。

STEP 4 受領通知を確認する

申請が受理されると、Receipt Notice(受領通知)が届きます。その後は、この通知を保管しながら進捗を確認していきます。USCIS の Case Status Online では、Receipt Number を使ってケース状況を確認できます。

STEP 5 指紋採取や追加対応に備える

必要に応じて、指紋採取の案内や追加資料提出の案内が届くことがあります。追加資料の依頼は、RFE(Request for Evidence/追加資料提出依頼)と呼ばれることがあります。届いた書類は放置せず、内容を確認して期限内に対応します。

STEP 6 面接や審査完了を待つ

ケースによっては Interview(面接)が行われることもあります。その後、審査が完了するとグリーンカードが発行されます。

どの段階で何をするのか

段階 主な内容
入国後 90日以内の結婚を進める
結婚後 結婚証明書を取得し、必要書類を準備する
申請前 健康診断の要否を確認し、必要なら受診する
申請時 I-485 を中心に必要書類を USCIS に提出する
申請後 受領通知を確認し、指紋採取や追加資料提出に対応する
審査中 就労や渡航の予定がある場合は慎重に対応する
最終段階 面接や審査完了後、グリーンカードを受け取る

 

費用について

K-1ビザで入国した後のグリーンカード申請では、費用を大きく「USCISに支払う申請料」と「実費」に分けて考えるとわかりやすくなります。

USCISに支払う申請料

グリーンカード申請では、Form I-485(グリーンカード申請書)を中心に、必要に応じて Form I-765(就労許可申請書) や Form I-131(渡航許可関連申請書)をあわせて提出することがあります。

2026年3月26日時点で確認した参考金額として、

  • Form I-485(グリーンカード申請書):$1,440
  • Form I-765(就労許可申請書/pending I-485 に基づく申請):$260
  • Form I-131(Advance Parole/pending I-485 に基づく申請・紙申請):$630

なお、Form I-131については、申請内容によりカテゴリや料金が異なる場合があります。
また、USCIS の申請料は改定されることがあるため、実際の申請直前には USCIS Fee Calculator で最新金額を必ず確認してください。Fee Calculator の説明ページでも、郵送前に正しい支払方法と最新料金を確認するよう案内されています。

実費

  • 健康診断費用
  • 必要な予防接種費用
  • 戸籍謄本等、出生・婚姻・離婚に関する証明書類の取得費用
  • 翻訳費用
  • 証明写真代
  • 郵送費

特に健康診断費用は、受診する医療機関によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

審査期間の目安

審査期間は、案件内容、担当オフィス、追加資料の有無などによって異なります。
そのため、「必ず何か月で完了する」とは言い切れません。

USCIS の Processing Times では、フォームの種類、申請カテゴリー、担当オフィスまたは審査部門を選択して、処理期間の目安を確認することができます。
ただし、表示される期間は個別案件の完了時期を保証するものではなく、あくまで参考値です。

たとえば、確認時点では次のように表示されています。

Form I-485(グリーンカード申請書)
Family-based adjustment applications / Los Angeles Field Office

→ 80%の案件が14.5か月以内に完了

Form I-765(就労許可申請書)
Based on a pending I-485 adjustment application [(c)(9)] / National Benefits Center

→ 80%の案件が7.5か月以内に完了

Form I-131(渡航許可関連申請書)
Advance parole / Service Center Operations(SCOPS)

→ 80%の案件が21か月以内に完了

ただし、実際の審査期間は、申請地域や個別事情により前後します。申請前・申請後ともに、USCIS の最新情報を確認しながら進めることが大切です。

就労と海外渡航について

就労について

申請中に働きたい場合は、I-765 による就労許可申請を検討します。働く予定がある場合は、最初の段階で申請全体とあわせて整理しておくと安心です。

海外渡航について

申請中に海外へ行く予定がある場合は、必ず事前確認が必要です。安易に出国すると、申請に不利益が生じることがあります。

よくあるつまずきポイント

  • 90日以内の結婚をしていない
  • 必要書類の一部が不足している
  • 健康診断を後回しにしてしまう
  • 配偶者側の収入資料が足りない
  • 申請料金や提出先を古い情報で確認してしまう
  • 申請中に海外渡航してしまう

こうした点は、最初に全体の流れを整理しておくだけでも防ぎやすくなります。特に、I-485 の提出先確認と Fee Calculator での最新金額確認は実務上重要です。

必要書類チェック表

ご本人に関する書類

  • パスポート
  • K-1ビザのページ
  • 入国記録(I-94 など)
  • 出生を証明する書類(日本国籍の方は戸籍謄本・戸籍抄本または出生届受理証明書。英訳添付)
  • 結婚証明書
  • 証明写真
  • 前婚の終了を証明する書類(該当する場合。日本国籍の方は戸籍謄本・戸籍抄本または離婚届受理証明書。英訳添付)
  • Form I-485(グリーンカード申請書)
  • 必要に応じて Form I-765(就労許可申請書)
  • 必要に応じて Form I-131(渡航許可関連申請書)
  • Form I-693(移民用健康診断書)

配偶者に関する書類

  • 米国市民であることを示す資料
  • Form I-864(扶養誓約書)
  • 直近の税務資料
  • 給与明細
  • 在職証明
  • 必要に応じて資産資料
  • 配偶者に前婚歴がある場合は、その前婚の終了を証明する書類

あわせて整理しておきたい資料

  • 夫婦の写真
  • 共同名義の銀行口座資料
  • 共同名義の賃貸契約書
  • 保険資料
  • 連名の郵便物
  • 交際や生活実態がわかる資料

申請前の最終チェック

  • 入国後90日以内の結婚が済んでいる
  • I-485 を中心とした申請全体の構成が整理できている
  • I-864 に必要な収入資料をそろえている
  • I-693 の要否を確認し、必要な場合は準備済みである
  • 就労予定がある場合は I-765 の提出要否を確認している
  • 渡航予定がある場合は I-131 の提出要否を確認している
  • 最新の提出先住所を確認している
  • 最新の申請料金を確認している
  • コピー控えを手元に残している

よくあるご質問

Q. 結婚したらすぐにグリーンカードをもらえますか?

いいえ。結婚後に、別途グリーンカード申請が必要です。I-485 を提出して、審査を受ける流れになります。

Q. 申請中に働くことはできますか?

必要に応じて就労許可申請を行うのが一般的です。働く予定がある場合は、I-765 を申請全体の中で整理しておくとわかりやすくなります。

Q. 申請中に一時帰国できますか?

事前確認なしに出国すると問題になることがあります。渡航予定がある場合は、必ず早めに確認してください。

Q. 申請後の進捗はどこで確認できますか?

USCIS の Case Status Online で確認できます。Receipt Number を入力すると、ケースの現在の状況を確認できます。

Q. 手続はとても難しいですか?

書類は多いですが、流れ自体は整理できます。順番に準備すれば、必要以上に不安になる必要はありません。

まとめ

K-1ビザで入国した後のグリーンカード切替は、90日以内に結婚し、必要書類をそろえ、順番どおりに申請を進めることが基本です。
大切なのは、難しく考えすぎることではなく、何を準備するか、どこに提出するか、どのタイミングで動くかを一つずつ確認しながら進めることです。
不安がある場合でも、流れを整理しておけば、手続は進めやすくなります。提出先住所、申請料金、審査期間など更新されやすい部分は、必ず USCIS の最新情報で確認してください。

この記事の監修者
行政書士法人タッチ 代表行政書士 湯田 一輝
2018年8月 ビザ申請・帰化申請専門の「ゆだ行政書士事務所」設立
2022年4月 個人事務所を行政書士法人化「行政書士法人タッチ」
専門分野 外国人在留資格、帰化申請
外国人ビザ関係を専門とし、年間1000件以上の相談に対応
セミナー実績 国際行政書士養成講座、公益財団法人戸田市国際交流会、埼玉県日本語ネットワーク、行政書士TOP10%クラブ、行政書士向け就労ビザ講習会など多数
運営サイト 行政書士法人タッチ
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