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日本在住の中国籍の方がアメリカB1/B2ビザを申請するには?手続き・必要書類・10年ビザについて
- 2026年07月03日

目次
DS-160は、アメリカの非移民ビザを申請するときにオンラインで提出する申請フォームです。観光、商用、留学、交流訪問などの多くの非移民ビザで使われ、Kビザでも原則としてDS-160を提出します。米国国務省は、領事官がDS-160に入力された情報と面接をあわせて申請資格を判断すると案内しており、単なる事前アンケートではありません。
そのため、DS-160は「英語で空欄を埋める作業」と考えるよりも、「自分の渡航計画、生活基盤、家族関係、職歴や学歴を、矛盾なく一つの申請書に落とし込む作業」と捉えた方が実態に近いです。氏名表記、旅券情報、渡航目的、滞在先、米国内連絡先、過去の渡米歴、セキュリティ質問はそれぞれ独立しているように見えて、実際には一つの申請全体の中でつながっています。
特に初めて申請する方は、画面を開いてから考え始めがちですが、材料がまとまっていないまま進めると、前半は進んでも後半で止まりやすくなります。逆に、必要な情報を先に整理しておけば、入力そのものはかなり落ち着いて進められます。DS-160で大切なのは、速さよりも一貫性です。
CEACのDS-160ページでは、最初に申請先の大使館・領事館を選び、言語補助表示を確認してから「Start an Application」で作成を始めます。CEACの案内では、DS-160全体の入力にはおおむね90分かかるとされています。最初の画面で表示されるApplication IDは再開時に必要になるため、必ず控えてください。
途中でブラウザを閉じたり、一定時間操作しない状態が続いたりすると、再度Application IDとセキュリティ質問の回答が必要になります。CEACのヘルプでも、Application IDをメモし、こまめに保存するよう案内されています。特に共有PCやスマートフォンで作業するときは、スクリーンショットだけに頼らず、手元のメモや安全な保存先を併用した方が安心です。
また、DS-160は途中保存ができます。米国国務省FAQでは、未提出の申請は30日以内であればオンライン上から再開でき、30日を超える場合は「Save Application to File」でローカル保存しておくよう説明されています。最初から一気に終わらせる前提ではなく、前半と後半で分けて入力するくらいの進め方でちょうどよいと考えてください。
DS-160を開く前に、少なくとも次の情報は手元にそろえておきたいところです。第一に現在有効なパスポート、第二に渡航計画のメモ、第三に旧パスポートや過去のビザ・渡航履歴、第四に勤務先・学校・家族の基本情報です。特に数字や日付を記憶で入力するのは危険なので、現物確認を前提にしてください。
渡航計画のメモとしては、渡航目的、出発予定時期、滞在予定期間、滞在先候補、費用負担者、米国内連絡先を一枚にまとめておくと、前半の入力がかなり安定します。まだホテルや細かな日程が未確定でも、現時点で最も現実的な計画が説明できる状態にしておくことが大切です。
過去にアメリカへ行ったことがある方は、旧パスポート、旧ビザ、出張記録、予約メール、写真フォルダなども確認しておくと後半で助かります。家族情報では、父母の正式氏名、生年月日、出生地、配偶者や子どもの情報が途中で必要になることがあります。職歴・学歴については、履歴書や職務経歴書、卒業証明書、学校の英語表記を確認できる資料があると安心です。
おすすめなのは、DS-160を開く前にA4一枚のメモを作ることです。上半分に「今回の渡航」、下半分に「過去の履歴」を書き、今回の渡航には目的、予定期間、滞在先、米国内連絡先、費用負担者を、過去の履歴には旧パスポート、過去の渡米歴、過去のビザ申請歴、現在の勤務先や学校、家族情報を並べます。
このメモがあるだけで、画面を行き来しながら考える時間が減ります。DS-160はページごとに質問が分かれているため、その場では別の話に見える項目が、後から見ると実はつながっていた、ということがよくあります。先に全体像を一枚で把握しておくと、後半で前半を直したくなる回数が減ります。
特に、家族訪問と観光が混ざる旅行、会社負担と自費が混ざる出張、旧姓や別名がある方、過去にアメリカ留学や長期滞在の経験がある方は、最初の整理メモの有無で作業負担がかなり変わります。まず整理し、その後に入力、最後に見直し、という順番で考えるのが基本です。
DS-160は大きく分けると、①個人情報・旅券情報、②住所・連絡先・SNS、③渡航情報、④同行者・過去の渡米歴、⑤米国内連絡先、⑥家族情報、⑦職歴・学歴、⑧セキュリティ質問、という流れで進みます。画面上は細かく分かれていますが、読者目線では「あなたは誰か」「なぜ渡米するのか」「日本でどんな生活基盤があるのか」「過去にどんな履歴があるのか」を確認していると考えると整理しやすくなります。
本シリーズでは、全体像をつかんだあとに、つまずきやすい箇所ごとに詳細記事へ進める構成にしています。前半の土台を整えたい方は「個人情報・渡航情報編」、過去の渡米歴や米国内連絡先が曖昧な方は「同行者・過去の渡米歴・米国内連絡先編」、家族・職歴・学歴を時系列で整理したい方は「家族情報・職歴・学歴編」、最後のセキュリティ質問が不安な方は「セキュリティ質問編」から読んでください。
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区分 |
主な内容 |
詳しく見る記事 |
|---|---|---|
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前半 |
個人情報・旅券・住所・渡航情報 |
個人情報・渡航情報編 |
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中盤 |
同行者・過去の渡米歴・米国内連絡先 |
同行者・過去の渡米歴・米国内連絡先編 |
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後半 |
家族情報・職歴・学歴 |
家族情報・職歴・学歴編 |
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最後 |
セキュリティ質問 |
セキュリティ質問編 |
詳細記事①「個人情報・渡航情報編」は、氏名表記、国民ID、旅券、渡航目的、滞在先、費用負担など、DS-160前半の土台を整える記事です。ローマ字表記や住所の書き方が不安な方、予定が未確定でどこまで書いてよいか迷う方は、まずここから読むのが向いています。
詳細記事②「同行者・過去の渡米歴・米国内連絡先編」は、中盤で記憶が曖昧になりやすい箇所を整理する記事です。昔の出張や旅行をどう思い出すか、ホテル名を米国内連絡先に置いてよいか、以前の拒否歴やESTA渡航歴をどう考えるか、といった論点を扱います。
詳細記事③「家族情報・職歴・学歴編」は、後半で最も時間がかかりやすい時間軸整理の記事です。父母・配偶者・子どもに加え、現在の仕事、過去の勤務先、学校歴を一枚の流れとして整理したい方に向いています。転職が多い方、中退や編入がある方、海外学校歴がある方は特にここが重要です。
詳細記事④「セキュリティ質問編」は、最後に慌てて進めるべきではない項目を切り分ける記事です。全部Noでよいのか、Yesになりうる事情をどう確認するのか、どの段階で専門家に相談した方がよいのかを、脅しすぎずに整理しています。
DS-160では、ほとんどの項目が必須です。米国国務省FAQでも、任意表示のある項目以外は回答が必要で、該当しない場合は「Does Not Apply」で回答できると案内されています。ここで大事なのは、空欄にできる項目、Does Not Applyで進める項目、事実確認が必要な項目を混同しないことです。分からないから空欄、という処理は避けるべきです。
氏名、住所、会社名、学校名などの表記は、最初に使う表記を決めて、申請全体で統一してください。たとえばローマ字表記、建物名の英語化、都道府県や市区町村の並び方が毎回少しずつ違うと、本人にとっては同じ情報でも、書類全体では粗さが目立ちます。見直しでは個別の誤字だけでなく、表記の一貫性を確認する視点が必要です。
また、夜遅くに一気に終わらせようとすると、後半の家族情報やセキュリティ質問で読み違いが起きやすくなります。CEACの案内どおり、こまめに保存しながら、集中できる時間帯に進めた方が安全です。特に、過去のビザ拒否歴、逮捕歴、入国拒否歴など、Yes/Noの判断に迷う項目は疲れた状態で押し切らないことが重要です。
DS-160を送信した後は、バーコード付きのConfirmation Pageを必ず保存し、印刷もしておきます。米国国務省のビザ案内では、面接には確認ページを持参するよう案内されています。スマートフォンの画面だけに頼らず、PDF保存と紙の控えの両方を残しておくと安心です。
その後は、申請先の案内に従って面接予約、申請料金の支払い、写真や補足資料の確認、受領方法の登録などを進めます。東京の案内でも、面接前にオンライン登録が必要で、登録にはパスポート情報が必要とされています。つまり、DS-160は提出して終わりではなく、その後の予約手続や確認手続につながる入口です。
送信後に誤りに気づいた場合は、内容によって対応が変わります。軽微な表記確認で済むのか、新しいDS-160を作り直して予約情報との紐付けを見直すべきかは、申請先や誤りの内容で異なります。自己判断で放置せず、早めに確認した方が後の負担を減らせます。
DS-160でつまずく方の多くは、「英語が苦手だから」ではなく、「材料がまとまっていないまま入力を始めた」ことが原因です。氏名表記にゆれがある、旧パスポートが見つからない、渡航目的と費用負担の説明が複雑、過去の拒否歴や入国時対応が気になる――こうした場合は、入力作業に入る前の整理の方が重要です。
当事務所では、DS-160について、単純な入力代行の発想ではなく、事前の情報整理、申請内容の整合確認、面接予約につながる確認ページの管理までを見据えてご相談をお受けしています。途中まで入力したが不安になった方、どの項目をどう整理すべきか迷う方も、送信前の段階でご相談いただく方が調整しやすくなります。
・U.S. Department of State, DS-160: Online Nonimmigrant Visa Application
・U.S. Department of State, DS-160: Frequently Asked Questions
・Consular Electronic Application Center (CEAC), Online Nonimmigrant Visa Application (DS-160)
| 2018年8月 | ビザ申請・帰化申請専門の「ゆだ行政書士事務所」設立 |
|---|---|
| 2022年4月 | 個人事務所を行政書士法人化「行政書士法人タッチ」 |
| 専門分野 | 外国人在留資格、帰化申請 外国人ビザ関係を専門とし、年間1000件以上の相談に対応 |
| セミナー実績 | 国際行政書士養成講座、公益財団法人戸田市国際交流会、埼玉県日本語ネットワーク、行政書士TOP10%クラブ、行政書士向け就労ビザ講習会など多数 |
| 運営サイト | 行政書士法人タッチ 国際結婚&配偶者ビザサポートセンター 帰化申請サポートセンター 就労ビザサポートセンター 永住ビザサポートセンター 経営管理ビザサポートセンター ビザサポートセンター |
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